お役立ちコラム|群馬県、埼玉県、栃木県、長野県でお酒・飲料・加工食品・アルコール等の卸、販売の「株式会社 岡村」

酒造りの指標  朝日酒造 ~朝日山 ゆく年くる年~

酒造りの指標  朝日酒造 ~朝日山 ゆく年くる年~

朝日酒造より11月限定出荷されます「ゆく年くる年」について、簡単ではありますがご紹介させていただきます。 日本酒の製造において重要とされる「お米」。近年の猛暑によりお米の出来や製造の取り組みについても簡単に触れていきます。 商品につきましては、数量限定となりますのでご注意下さい。

はじめに

毎月、数回に分けて㈱岡村が注力する商品、商品企画についてご紹介してまいります。

約400以上のメーカー様とお取引のある弊社だからこそできる組み合わせ企画、売れ筋商品や珍しい商品等などをご提案致します。

毎月異なる商品の展開をしておりますので、こちらでご確認いただくとともに、詳細については担当者よりご連絡させて頂きます。

もし、弊社の担当者より提案させていただいた内容を忘れてしまっても、ここで大まかな内容を提示致します。

 

なお、企画やキャンペーンについては出せる限りの内容のみの掲載となります。

詳細については、担当者へご確認、またはお問合せフォームよりご連絡よろしくお願いいたします。

日本酒造りに重要なお米

令和5年酒米と仕込みの振り返り

 

令和5年の新潟県産米は、7月以降の記録的猛暑と降水量の少ない気象条件によって、1等米比率は低い水準、収量も低下する等の大きな影響が出ました。弊社の酒造りで使用した原料米も、割れやすく、過去10年で最も溶解しにくい傾向にあり、それを踏まえた酒造りが必要でした。

令和6年の米作りに向けて

 

昨今の天候不順による米の不作を打開すべく、新潟県の主導で「令和5年産米に関する研究会」が組織され、品質低下の要因分析と次年度以降の対策が検討されました。メンバーは有識者として新潟大学教授、農研機構中日本農業研究センターの研究員、新潟県農林水産部。関係団体として全農新潟など、広く稲作にかかわる方々で構成されています。

 

品質低下の要因は以下2点が挙げられました。

 

・猛暑期間(8月から9月)に稲と籾の生育に必要な肥料が不足したことで玄米の登熟が低下した

 

・登熟期間(実りの期間)に猛暑と台風のフェーン現象を受けた稲で、水が確保できなかったものは玄米の品質が低下した

 

以上から、稲を夏バテさせない栄養管理と水分補給が重要だということを改めて知り、高品質米の安定生産に向けて令和6年から取り組める対策と中長期的な対策があわせて示されました。

本年のお米の出来具合

令和6年の米作りへの反映

 

上記の取り組みで得られた内容は、令和6年産米の栽培指針に組み込まれ、指導機関を通じて稲作農家に指導されました。その甲斐があり、今年は適切な栽培管理で生育が順調に進みました。長岡地域においては五百万石の収穫が8月23日に始まり、等級検査を受けた新米が8月28日に弊社に入荷しています。粒が揃った1等米を確認でき、ひと安心しました。そして、品質分析で今年の原料米の特性を把握し、高品質な精米に仕上げて醸造工程へと繫がれ、新米新酒「ゆく年くる年」の原料米として使用しています。

「朝日山 ゆく年くる年」について

朝日山 ゆく年くる年 

 

生産農家の皆さんが手塩にかけた五百万石の新米を100%使用して仕込んだのが「ゆく年くる年」です。

その年の最初に仕込まれる、その年の酒造りの指標にもなる重要なお酒であります。

そして、米づくりから酒造りで「ゆく年くる年」に関わる多くの人たちの「お客様へ美味しい酒を!」という想いが込められているお酒でもあります。その想いに、販売いただく皆様の想いも乗せてお客様へアピールいただきたく、「ゆく年くる年」を強くお勧めさせていただきます。

いかがでしたでしょうか。

 

こちらについて、数量限定商品となっております。

その点、ご了承のほどよろしくお願いいたします。

不明点等ございましたら弊社担当者、または弊社HPのお問い合わせにご連絡の程よろしくお願いいたします。

 

今後も商品や弊社の取り組みについて投稿させていただきます。

よろしくお願いいたします。

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